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英、4─6月期は35%のマイナス成長 失業率10%=予算責任局

ロイター / 2020年4月15日 3時52分

英予算責任局(OBR)は14日、新型コロナウイルス抑制策を受けて今年の英経済が13%のマイナス成長になるとの試算を示した。ロンドンで撮影(2020年 ロイター/JOHN SIBLEY)

[ロンドン 14日 ロイター] - 英予算責任局(OBR)は14日、新型コロナウイルス抑制策を受けて今年の英経済が13%のマイナス成長になるとの試算を示した。落ち込みは3世紀ぶりの大きさになるほか、財政赤字は第2次世界大戦以降で最高の水準になる見通し。

OBRによると、4─6月の英経済は35%縮小し、失業率は10%に上昇する可能性がある。また、新型コロナ抑制策の外出規制が解除された場合、景気は年内に上向く可能性があるとした。

試算は外出規制が3カ月続き、その後3カ月で段階的に解除されるという前提に基づいているが、OBRはその期間が不透明なため公式の予測ではないとしている。

OBRは政府の財政赤字は2020/21会計年度は2730億ポンド(3422億3000万ドル)に膨れ上がると予想。従来予想の5倍の水準で、対国内総生産(GDP)比率は14%と、第2次大戦以来の大きさとなる。

公的債務の対GDP比率については、20/21会計年度中に100%を超える可能性があるとしながらも、年度末には95%に低下するとの見方を示した。新型ウイルス感染拡大による危機が始まる前は77%を予想していた。

*内容を追加しました。

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