米経済再開はリスク管理次第=セントルイス地区連銀総裁
ロイター / 2020年4月15日 4時55分
[ワシントン 14日 ロイター] - ブラード米セントルイス地区連銀総裁は14日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に伴う経済活動の停止によって米経済は1日当たり約250億ドルの損失を被っているとした上で、再開には広範な検査とリスク管理戦略が必要との見方を示した。
総裁は、経済活動の再開は政治家の「宣告」によって行われるものではなく、家計や企業が日常生活の再開に向けた方法を見つけ出すことによって行われるべきと指摘。「新型コロナが世の中に存在し、短期的にはワクチンを入手できないことを理解した上で、安全な労働環境を提供する方法について革新的になる必要がある」とし、理想的には約3億3000万人の米国民に対する広範な検査などリスクを軽減する方法が重要だと述べた。
また経済活動の停止に伴うコストは甚大と指摘。感染の再拡大と経済活動の再停止という破滅的なサイクルに向かうのではなく、1日当たり約250億ドルという経済損失が大規模検査実施に向けた投資への動機付けになるべきとした。
総裁は、新型コロナの感染拡大が抑制され、発生率が低下すれば経済活動を再開することが可能で、米経済は急速に回復する可能性があると語った。
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