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米Wファーゴ、第1四半期は大幅減益 新型コロナで引当金増加

ロイター / 2020年4月15日 5時47分

米銀大手ウェルズ・ファーゴが14日発表した第1・四半期決算は、新型コロナウイルス流行を受けた貸し倒れ引当金を約40億ドル確保したことで、利益が前年同期から大幅に減少した。ニューヨークで3月撮影(2019年 ロイター/Jeenah Moon)

[14日 ロイター] - 米銀大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ) が14日発表した第1・四半期決算は、新型コロナウイルス流行を受けた貸し倒れ引当金を約40億ドル確保したことで、利益が前年同期から大幅に減少した。

新たな会計規則で、銀行は融資の貸し倒れを予測し、引当金を用意する必要があり、Wファーゴは前年同期の8億4500万ドルから38億3000万ドルに積み上げている。

シュルーズベリー最高財務責任者(CFO)は、第1・四半期の利益が31億ドルを引き当てたことで影響を受けたと説明した。

利益は4200万ドル(1株当たり0.01ドル)で、前年同期の55億1000万ドル(同1.20ドル)から大幅減。リフィニティブのアナリスト予想は1株当たり0.33ドルの利益だった。

また市場環境を受け、保有証券について9億5000万ドルの減損を計上した。

収入は18%減の177億ドル。

住宅ローン部門の利益は3億7900万ドルで、前期の7億8300万ドルから減少した。

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