シンガポールとマレーシア、ビジネスなどでの移動を8月にも再開

　７月１４日、シンガポールとマレーシアの外務省は、両国間のビジネスや公的な往来を来月再開するとの共同声明を発表した。写真はシンガポールとマレーシアを結ぶウッドランズ・コーズウェイで３月撮影（２０２０年　ロイター／Edgar Su）

［シンガポール　１４日　ロイター］ - シンガポールとマレーシアの外務省は１４日、両国間のビジネスや公的な往来を来月再開するとの共同声明を発表した。新型コロナウイルス感染拡大で３月に相互移動がほぼ禁止されていた。

両国で長期の労働許可証を保有する居住者も往来を可能にする。

８月１０日の実施を目指しており、日々の通勤など国境を越えた他の移動についても計画を策定する方針だ。

国境閉鎖前にはマレーシアから数万人がシンガポールに通勤していた。一方シンガポールは、食糧の９０％以上をマレーシアから輸入しており、物流は継続していた。