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米Wファーゴ、第2四半期は08年以来の赤字 引当金積み増しが重し

ロイター / 2020年7月14日 23時31分

米銀大手ウェルズ・ファーゴが14日発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は、2008年の金融危機以降で初めて赤字に陥った。ワシントンで2012年1月撮影(2020年 ロイター/Gary Cameron)

[14日 ロイター] - 米銀大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ) が14日発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は、2008年の金融危機以降で初めて赤字に陥った。新型コロナウイルス感染拡大を受け貸し倒れ引当金を95億7000万ドル積み増したことなどが重しとなった。

純損益は24億ドル(1株当たり0.66ドル)の損失。前年同期は62億ドル(同1.30ドル)の利益を計上していた。リフィニティブがまとめた1株当たり損失のアナリスト予想は0.20ドルだった。

Wファーゴ他の大手銀のように資本市場に強い足場がないため、新型ウイルス感染拡大初期から苦戦していた。

営業損益は12億ドルの損失。

米連邦準備理事会(FRB)が大手銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)を実施し、配当支払いの制限などの方針を示したことを受け、Wファーゴは第3・四半期の配当金を1株当たり0.10ドルと、0.51ドルから引き下げる。

シャーフ最高経営責任者(CEO)は「第2・四半期決算と減配は極めて遺憾だ。景気後退の期間と深刻度に関するわれわれの予測は、前四半期時点から大幅に悪化した」と述べた。

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