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トランプ氏、16年大統領選で不正 元腹心が著書で「秘密」暴露へ

ロイター / 2020年8月14日 13時1分

 トランプ米大統領の顧問弁護士だった元腹心のマイケル・コーエン受刑者(写真)が13日、近く出版する著書の序文をインターネットで公開した。トランプ氏が2016年大統領選でロシアの支援を受けていかに不正を働いたかを著書の中で明かすとしている。7月24日ニューヨークで撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[13日 ロイター] - トランプ米大統領の顧問弁護士だった元腹心のマイケル・コーエン受刑者が13日、近く出版する著書の序文をインターネットで公開した。トランプ氏が2016年大統領選でロシアの支援を受けていかに不正を働いたかを著書の中で明かすとしている。

著書のタイトルは「Disloyal, A Memoir」。コーエン受刑者は序文で「トランプ氏はロシアと共謀して選挙で不正を働いた。この後のページを読めばそのことが分かる。『勝つ』ためなら何でもする、本当にどんなことでもする、というのが常に彼のビジネスモデルであり、彼の生き方となってきたからだ」と記している。

また、トランプ氏の「秘密」がどこに隠されているかを知っていると主張。なぜなら、秘密を埋めたのは自分だからだとしている。

序文では、16年大統領選へのロシアの介入について新しい情報は明らかにされていない。

コーエン受刑者は、トランプ氏と不倫関係にあったと主張する女性らに口止め料を支払った選挙資金法違反のほか、脱税や議会での虚偽証言で禁錮3年の判決を受けた。今年5月、新型コロナウイルスの感染リスクを踏まえて収監先の刑務所から早期釈放され、自宅拘禁となった。7月に一時、再収監されたが、その後再び釈放された。

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