イスラエル軍、支援物資待つ群衆の地域を砲撃 6人死亡＝ガザ当局

パレスチナ自治区ガザの保健当局は１４日、イスラエル軍が１３日夜遅くにガザ市北部を砲撃し、パレスチナ人６人が死亡、数十人が負傷したと発表した。ガザで撮影（２０２４年　ロイター/Carlos Garcia Rawlins）

Nidal al-Mughrabi

[カイロ １４日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザの保健当局は１４日、イスラエル軍が１３日夜遅くにガザ市北部を砲撃し、パレスチナ人６人が死亡、数十人が負傷したと発表した。同地域では多くのパレスチナ人が支援物資を積んだトラックを待っていたという。

今回の砲撃についてイスラエル軍にコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。

これとは別に、ガザ中部ではイスラエル軍が１４日に支援物資配給センターを空爆し、８人が死亡したとパレスチナ保健当局が発表した。

また、パレスチナ人の医療関係者によると、ガザ中部の別のエリアではイスラエル軍のミサイルが民家を直撃し、９人が死亡したという。

ガザ保健省は１４日、イスラエル軍のガザ全域にわたる攻撃により、過去２４時間で６９人のパレスチナ人が死亡、１１０人が負傷したと発表した。