米大統領、イスラエルとの連帯強調 イランによる攻撃受け
ロイター / 2024年4月14日 9時56分
Steve Holland Jeff Mason
[ワシントン 13日 ロイター] - バイデン米大統領は13日、イランによるイスラエル攻撃を受け、国家安全保障チームと会議を開催。イスラエルとの連帯を改めて強調した。
バイデン氏は閣僚らと協議するため、週末のデラウェア訪問予定を切り上げてワシントンに戻った。
Xへの投稿で「攻撃に関する最新情報を得るため国家安全保障チームと会談したところだ。イランとその代理勢力がもたらす脅威に対するイスラエルの安全保障への米国のコミットメントは揺るぎない」と述べた。
ホワイトハウスによると、会議にはブリンケン国務長官、オースティン国防長官、バーンズ中央情報局(CIA)長官、ヘインズ国家情報長官、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らが出席した。
ホワイトハウスはこの日、イランがイスラエルに対する攻撃を開始したと発表した。数時間続く可能性があるとしている。
国家安全保障会議(NSC)のワトソン報道官は、バイデン大統領が国家安全保障チームから最新情報を得ており、イスラエル政府関係者や米国のパートナー、同盟国と常に連絡を取り合っていると述べた。
イラン革命防衛隊は13日、イスラエルの特定の標的に対して無人機(ドローン)とミサイルを発射したと発表した。イスラエル軍は14日未明、イランからイスラエルに向けて発射された無人機がこれまで200機を超えると明らかにした。
ワトソン報道官は声明文を発表し、「バイデン大統領の立場は明確だ。イスラエルの安全保障へのわれわれの支持は揺るがない。米国はイスラエルの人々と共にあり、イランからの脅威に対する防衛を支援する」とした。
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