米大統領、イランのイスラエル攻撃を非難 G7で協調対応へ
ロイター / 2024年4月14日 15時55分
バイデン米大統領は13日、イランのイスラエル攻撃を非難した。写真は国家安全保障チームと対応を協議するバイデン大統領(右から3番目)。4月13日、ワシントンのホワイトハウスで撮影(2024年 The White House/Handout via REUTERS)
Jeff Mason Steve Holland
[ワシントン 13日 ロイター] - バイデン米大統領は13日、イランのイスラエル攻撃を非難し、主要7カ国(G7)で協調した外交的対応を取ると表明した。また、米国の支援で、イスラエルはイランが発射したドローン(無人機)とミサイルの「ほぼ全て」を撃墜したと述べた。
バイデン氏はこの日、攻撃について閣僚らと協議するため、週末のデラウェア訪問予定を切り上げてワシントンに戻った。
バイデン氏はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、同国の安全保障に対する米国の「揺るぎない」コミットメントを再確認した。
ホワイトハウスが発表した声明によると、バイデン氏は「イスラエルが前例のない攻撃でも防御し打ち負かす優れた能力を示し、イスラエルの安全保障を脅かすことはできないという明確なメッセージを敵に送った」とネタニヤフ氏に語った。
また「G7首脳をあす招集し、イランの攻撃に対して一致団結した外交的対応を取る」と述べた。
バイデン氏は、過去1週間に航空機と弾道ミサイル防衛駆逐艦を中東地域に移動させるよう米軍に指示していたとし、「これらの配備とわが軍の並外れた技能により、イスラエルは飛来する無人機とミサイルのほぼ全てを撃ち落とすことができた」と語った。
「米軍の部隊や施設に対する攻撃は見られていないが、いかなる脅威にも警戒を怠らず、国民を守るために必要なあらゆる行動を取ることをためらわない」と表明した。
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