米ＮＹ州、来週末の連休からビーチ再開へ 隣接州に追随

　１５日、米ニューヨーク州のクオモ知事は新型コロナウイルス流行で閉鎖されている同州のビーチを来週末のメモリアルデーの連休から再開する方針を示した。写真はクオモ知事。７日撮影（２０２０年　ロイター/Mike Segar）

［１５日　ロイター］ - 米ニューヨーク州のクオモ知事は１５日、新型コロナウイルス流行で閉鎖されている同州のビーチを来週末のメモリアルデーの連休から再開する方針を示した。

すでに２３─２５日の連休にビーチ再開の方針を示しているニュージャージー州などと足並みをそろえ、ニューヨーク州民の隣接州への移動を防止する。

また、ニューヨーク州では同日から、州内１０地域のうち５地域で建築・製造施設の操業再開が認められた。

クオモ知事によると、同州の新型コロナ感染症による死者数は１３２人で、前日から減少。入院者数も減少傾向にある。

また、同州で１０３人の子どもに川崎病のような症状が確認されているとの報告に懸念を表明した。いずれの子どもも新型コロナ検査もしくは抗体検査で陽性が判明しているという。