タイ、夜間外出禁止令解除 国内感染者3週間ゼロ

　６月１５日、タイは、新型コロナウイルス対策として２カ月半前に実施した夜間外出禁止令を解除し、レストランでの酒類提供も解禁した。写真はバンコクで１０日撮影（２０２０年　ロイター／Athit Perawongmetha）

［バンコク　１５日　ロイター］ - タイは１５日、新型コロナウイルス対策として２カ月半前に実施した夜間外出禁止令を解除し、レストランでの酒類提供も解禁した。

タイは、最初に感染者を確認したのが１月１３日で、東南アジアで最も早かったが、封じ込めは比較的うまくでき、国内の感染者は２１日間でていない。１５日は、海外の入国者を含め新規感染者がゼロだった。

１５日には、生徒数が１２０人未満の学校、展示場、コンサートホール、映画撮影、遊技場、遊園地、無観客のスポーツ試合も再開が認められた。

パブやバー、カラオケ店は引き続き休業となるが、社会的距離の確保を条件に２週間前に営業再開したレストランは、酒類の提供が可能になる。