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米株はナスダック終値で最高値、経済対策期待やアップル上昇で

ロイター / 2020年12月16日 7時14分

12月15日、米国株式市場は政府の経済対策への期待を背景に上昇し、ナスダック総合は終値での最高値を更新した。米ウオール街で11月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[15日 ロイター] - 米国株式市場は政府の経済対策への期待を背景に上昇し、ナスダック総合は終値での最高値を更新した。この日始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)も注目されている。

来年上半期のiPhone生産計画を前年同期比3割増やす方針と報じられたアップルが5%上昇して9月以来の高値を付け、主要3指数を押し上げた。

一部の投資家の間では、新型コロナウイルスの感染者や死者が急増していることや、11月の雇用統計が弱い内容だったことが経済対策の早期成立を促すとの見方が出ており、景気に敏感な一般消費財や素材などのセクターが上げを主導した。

公益事業指数は2%近く上昇し、1日の上昇率としては11月上旬以来の大きさとなった。

民主党のペロシ下院議長はこの日、追加経済対策での合意を目指して与野党の議会指導部を会談に招いた。

米連邦準備理事会(FRB)は15─16日のFOMCで、当面低金利を維持する方針を示す見通し。新型コロナワクチンの接種開始を受けて2021年の経済見通しが引き上げられる可能性もある。

個別銘柄ではイーライリリーが6%高。遺伝子治療分野を強化するためプリベイル・セラピューティクスを約10億ドルで買収すると発表した。プリベイルは82%急伸した。

米食品医薬品局(FDA)はこの日、モデルナの新型コロナワクチンが極めて有効で、18歳以上の成人への接種で目立った安全性の問題は確認されなかったとするスタッフ報告書を公表。17日に開かれるFDA諮問委員会の会合で、緊急使用の承認が提言される見通しとなったが、株価は5%下落した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.24対1の比率で上回った。ナスダックでは2.31対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は100億株。過去20営業日の平均は115億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 30199.31 +337.76 +1.13 29919.09 30243.26 29894.95

前営業日終値 29861.55

ナスダック総合 12595.06 +155.02 +1.25 12543.26 12596.13 12465.42

前営業日終値 12440.04

S&P総合500種 3694.62 +47.13 +1.29 3666.41 3695.29 3659.62

前営業日終値 3647.49

ダウ輸送株20種 12486.18 +103.21 +0.83

ダウ公共株15種 871.54 +18.73 +2.20

フィラデルフィア半導体 2774.79 +38.54 +1.41

VIX指数 22.89 -1.83 -7.40

S&P一般消費財 1278.83 +13.29 +1.05

S&P素材 446.53 +8.26 +1.88

S&P工業 748.57 +10.15 +1.37

S&P主要消費財 689.49 +1.56 +0.23

S&P金融 473.62 +7.81 +1.68

S&P不動産 226.03 +3.84 +1.73

S&Pエネルギー 301.23 +5.68 +1.92

S&Pヘルスケア 1302.04 +13.75 +1.07

S&P通信サービス 221.55 +1.55 +0.71

S&P情報技術 2226.54 +35.30 +1.61

S&P公益事業 318.57 +6.05 +1.94

NYSE出来高 9.64億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 26795 + 165 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 26760 + 130 大阪比

(S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

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