1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

ロシア関与疑惑のサイバー攻撃、一部PE企業の投資に影響

ロイター / 2020年12月16日 7時18分

12月15日、 ロシア系とみられるハッカー集団が米ITインフラ管理ソフトウエア大手ソーラーウィンズの顧客にサイバー攻撃を仕掛けた可能性がある問題で、シルバー・レイク・パートナーズやトーマ・ブラボーなど一部のプライベート・エクイティ(PE)企業に影響が及んでいる。ニューヨーク証券取引所で2016年4月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[15日 ロイター] - ロシア系とみられるハッカー集団が米ITインフラ管理ソフトウエア大手ソーラーウィンズの顧客にサイバー攻撃を仕掛けた可能性がある問題で、シルバー・レイク・パートナーズやトーマ・ブラボーなど一部のプライベート・エクイティ(PE)企業に影響が及んでいる。

ソーラーウィンズは13日、3月と6月のソフト更新が「国家による非常に高度で的を絞ったサプライチェーン攻撃」にひそかに遭っていた可能性があると発表。同社株価はこの日5%超下落し、前週末からは20.8%安となった。

シルバー・レイクはソーラーウィンズ株を40%、トーマ・ブラボーは33%を保有しており、株安を受けて評価額はそれぞれ23億ドルと19億ドルに減少。ただ両社の投資額はともに12億ドルで損失には至っていない。また、ソーラーウィンズの2018年の株式公開以降、株式売却でシルバー・レイクは1億9460万ドル、トーマ・ブラボーは2億3467万ドルの利益を得ている。

シルバー・レイクはコメントを控えた。トーマ・ブラボーはコメント要請に応じていない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください