中国の大気環境、昨年は改善 コロナ規制など寄与
ロイター / 2021年1月15日 14時21分
1月15日、中国政府のデータによると、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制措置や工業部門向けの環境規制強化により、大気環境が改善した。写真は北京で昨年5月撮影(2021年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)
[上海 15日 ロイター] - 中国政府のデータによると、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制措置や工業部門向けの環境規制強化により、大気環境が改善した。
中国生態環境省によると、呼吸器などに悪影響を及ぼす微小粒子状物質(PM2.5) は、昨年337都市で平均8.3%減少し、1立方メートルあたり33マイクログラムとなった。
北京市や天津市、河北省といった大気汚染が深刻な地域のPM2.5は平均10.5%減少し1立方メートルあたり51マイクログラムとなった。ただ全国平均の35マイクログラムを依然かなり上回っている。世界保健機関(WHO)のガイドラインは年平均10マイクログラム。
水質も改善。約2000カ所で採取したサンプルのうち、人が使用できる基準を満たしたのは約85%で、2019年から7%ポイント上昇した。
*水質に関する説明を修正して再送します。
この記事に関連するニュース
-
崩壊恐れの盛り土、書類送検 福島県警、規制法違反疑い
共同通信 / 2024年12月20日 18時22分
-
【クイズ】世界で1番「汚い観光地」はどこ?
ニューズウィーク日本版 / 2024年12月20日 11時1分
-
三峡発電所の累積発電量、1兆7000万 kWhを突破―中国
Record China / 2024年12月16日 19時30分
-
長江デルタの「GDP1兆元都市」が9都市に、全国の3分の1占める―中国
Record China / 2024年12月6日 14時30分
-
2023年製車の温室効果ガス排出量、米国の計測史上最も低い値に(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月5日 0時55分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください