コロナ、21年通して米経済の重しに=ミネアポリス連銀総裁
ロイター / 2021年1月16日 3時19分
米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は15日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が2021年全般にわたり米国民にとって重しになると考えているとし、ワクチン普及の加速だけでなく、継続的な財政支援も必要だと強調した。写真はカシュカリ総裁。2019年3月撮影(2021年 ロイター/Shannon Stapleton)
[15日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は15日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が2021年全般にわたり米国民にとって重しになると考えているとし、ワクチン普及の加速だけでなく、継続的な財政支援も必要だと強調した。
ミネソタ病院協会が開催したオンラインタウンホールで、事態の収束には長い時間がかかると述べ、変異種とワクチン普及の遅れが先行きに慎重な理由だと語った。
年内はマスク着用やソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の維持が必要だとし、経済機能の回復には遅れが出るだろうと予想した。
また、「ワクチン接種ペースが速まれば、パンデミック終息までの時間が短くなるだろう」と述べた。
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