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中国主席がCOP出席見送りと報道、女王は各国の対応遅れに苦言

ロイター / 2021年10月15日 17時32分

10月15日、中国の習近平国家主席(写真)は、英スコットランドで今月末から開かれる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)への出席を見送る方針だ。写真は12日、中国・昆明で開催された国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で撮影。事務局提供(2021年 ロイター)

[ロンドン 15日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、英スコットランドで今月末から開かれる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)への出席を見送る方針だ。ジョンソン英首相にこうした方針が伝達されたと英紙タイムズが報じた。

同紙によると、英関係筋は「習主席が出席しないことがはっきりした。首相がそのように伝えられた」と明言。「われわれが分からないのは中国がどういったスタンスを取るかということだ」と語った。

同紙によると、英国側は習主席の出席見送り決定が、エネルギー供給問題のなか新たな気候変動目標設定に対する中国の拒絶につながるか懸念している。

中国は世界最大の温室効果ガス排出国。COP26で各国首脳による大型合意を目指しているジョンソン首相にとって、習主席の欠席は痛手となる。

一方、英国のエリザベス女王は、各国首脳が気候変動について協議するばかりで、実際に行動に移さないことに苛立ちを示した。

エリザベス女王はチャールズ皇太子のカミラ夫人との会話で「異常だと思いませんか。COPの話ばかり。まだ誰が来るかもわからない。話してばかりで行動に移さないのは本当にいらいらする」と発言。二人の会話がマイクで拾われた。

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