トランプ氏元側近バノン氏、ＦＢＩに出頭 議会侮辱罪で大陪審が起訴

トランプ前米大統領の側近を務めたバノン元首席戦略官（左）は１５日、連邦捜査局に出頭した。１１月１５日、ワシントンのＦＢＩビル前で撮影（２０２１年　ロイター／Kevin Lamarque）

［ワシントン　１５日　ロイター］ - トランプ前米大統領の側近を務めたバノン元首席戦略官は１５日、連邦捜査局（ＦＢＩ）に出頭した。同日、連邦裁判所に出廷する見通し。

連邦大陪審は先週末、１月に発生したトランプ氏支持者による連邦議会襲撃事件を巡る議会の調査への協力を拒否したバノン氏を議会侮辱罪で起訴した。

ＦＢＩの事務所に到着したバノン氏は記者団に対し「バイデン政権を打倒する」と語った。

司法省によると、議会侮辱罪には最長１年の懲役と最高１０００ドルの罰金が科される。