マツダ、新型SUV3車種で米販売3割増目指す=北米部門CEO
ロイター / 2021年11月16日 8時50分
マツダの専務執行役員(北米事業統括)でノースアメリカン最高経営責任者(CEO)のジェフ・ガイトン氏は11月15日、来年の「CX-50」(写真)を皮切りに新型SUV(スポーツ多目的車)3車種の展開を見込んでおり、マツダが2020年代半ばまでに米新車販売を約3割増やすのを後押しするだろうと述べた。提供写真(2021年 ロイター)
[デトロイト 15日 ロイター] - マツダの専務執行役員(北米事業統括)でノースアメリカン最高経営責任者(CEO)のジェフ・ガイトン氏は15日、来年の「CX-50」を皮切りに新型SUV(スポーツ多目的車)3車種の展開を見込んでおり、マツダが2020年代半ばまでに米新車販売を約3割増やすのを後押しするだろうと述べた。
ガイトン氏は中型のCX-50を公表した後にインタビューに応じ、マツダの今年の米国販売が「33万台ほど」と、半導体不足の影響を受けた昨年の約28万台から増えると予想。今年10月までの米国販売は30%増の約29万3000台となっている。
23年までにより大型のSUV2車種がCX-50に加わることで、販売台数がさらに伸びると見ている。
「CX-50、CX-70、CX-90による大幅増を見込んでいる」と指摘。「2022年にはそれらが全て成熟しているわけではないかもしれないが、20年代半ばまでには米国で45万台に達することを期待している」とした。
マツダは、トヨタ自動車とアラバマ州ハンツビルに建設した工場で1月にCX-50をローンチする予定。トヨタは23億ドルを投じて建設したこの工場で、既にクロスオーバー車「カローラ・クロス」を生産している。同工場の年間30万台の生産能力は2社で均等に分ける予定だ。
ガイトン氏は、半導体不足、原材料費の高騰、港の混雑など、サプライチェーン上の制約にもかかわらず、ローンチの準備は順調だと指摘。「今のところ、ローンチスケジュールに影響を与えるようなことは見られない」とし、「1月から春にかけての安定した生産体制が整っている」と述べた。
同氏は、アラバマ工場は将来的に電気自動車を生産できるように建設されたとしつつ、CX-50のハイブリッドバージョン以上の計画は発表されていないと語った。
マツダはこれまで、2025年までにハイブリッド車5モデル、プラグインハイブリッド車5モデル、純電気自動車3モデルの電動車両計13モデルを投入する計画を発表している。ガイトン氏は、マツダはバッテリー関連の合弁事業については何も発表していないと語った。
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