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今年の「トリプルデミック」入院数、パンデミック前を超過へ=米CDC

ロイター / 2023年9月15日 10時21分

 9月14日、米疾病対策センター(CDC)は、今年の新型コロナウイルス感染症と呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症、インフルエンザによる入院患者総数は昨年並みで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を上回るとの見通しを示した。写真はジョージア州アトランタのCDC本部。2014年9月撮影(2023年 ロイター/Tami Chappell)

[14日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は14日、今年の新型コロナウイルス感染症と呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症、インフルエンザによる入院患者総数は昨年並みで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を上回るとの見通しを示した。

CDCはまた、インフルエンザとRSV感染症の患者は秋から冬にかけて増加するとみている。この3つのウイルスに対するワクチンは秋には配布可能になるという。

CDCは12日、米製薬大手ファイザーおよび独ビオンテック、米モデルナのコロナ改良ワクチンの幅広い使用を推奨した。

米国では呼吸器疾患を引き起こすRSVや新型コロナ感染者の増加と、インフルエンザの例年よりも早い流行を背景に、3つのウイルスが同時流行する「トリプルデミック」の懸念が高まっている。

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