アルゼンチン、金利据え置き インフレ加速も政治コスト避ける
ロイター / 2023年9月15日 10時32分
Jorge Otaola
[ブエノスアイレス 14日 ロイター] - アルゼンチン中銀は、直近の政策決定会合で政策金利を118%に据え置いた。
13日に公表された8月のインフレ率は前年比で124%超、前月比で12.4%と1991年以来最高となり、10月の大統領選本選を控えて生活費危機が悪化した。しかし、14日に据え置き決定を伝えたロイター報道によると、ある当局者は利上げの政治的コストが高すぎると発言した。
中銀は先月、大統領選挙の予備選で独立系極右のリバタリアン(自由至上主義)経済学者ハビエル・ミレイ氏が予想外に30%の票を獲得して大統領の最有力候補となったことを受け、政策金利をそれまでの
97%から118%に引き上げた。
アナリストらは、物価上昇を抑制するには政策金利を149%引き上げる必要があるとみている。中銀調査では、年末時点のインフレ率は
169%と予想されている。
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