ECB、必要なら追加利上げも=ラトビア中銀総裁
ロイター / 2023年9月15日 20時12分
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は15日、ECBは必要であれば依然として利上げが可能だと発言、来年春に利下げが始まるとの一部の市場関係者の見方を否定した。昨年9月撮影。(2023年 ロイター/Ints Kalnins/File Photo)
[サンチアゴ・デ・コンポステラ(スペイン) 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は15日、ECBは必要であれば依然として利上げが可能だと発言、来年春に利下げが始まるとの一部の市場関係者の見方を否定した。
スペインのサンチアゴ・デ・コンポステラで開催された欧州連合(EU)の金融政策当局者の会合の合間にロイターに述べた。
総裁は前日のECBの利上げについて、「ハト派的な利上げ」で利上げ局面が終了したとの投機筋の見方を否定。
「私は現在の金利水準に不安を感じていない。2025年下半期に2%に達する軌道にあると考えている」とした上で「ただデータを踏まえて追加利上げが必要になれば、そうする」と述べた。
短期金融市場は、早ければ来年4月に利下げが実施される確率がわずかながらあると予想。来年7月までの25ベーシスポイント(bp)利下げは完全に織り込まれている。
総裁は「市場はポジションを取らざるを得ないが(4月の利下げは)われわれのマクロシナリオと矛盾する」とし「われわれはインフレ率が2%に到達するまで必要な限り制約的な領域にとどまると明言している」と述べた。
利下げに先立ち、余剰流動性の吸収に関する決定を下す必要があるとも発言。「吸収すべき余剰流動性があり、その点を協議する必要が出てくる」とし「利下げを始める前にそれをしなければならない」と語った。
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