ゼレンスキー氏、21日に米議会を訪問＝米メディア

米当局者がウクライナのゼレンスキー大統領が来週に米国を訪問し、２１日にバイデン米大統領と会談する可能性があると明らかにする中、米メディアは１５日、ゼレンスキー氏が来週、ワシントンの米議会を訪れると相次いで報じた。写真は９月６日、首都キーウ（キエフ）で記者会見するゼレンスキー大統領（２０２３年　ロイター／Ritzau Scanpix/Ida Marie Odgaard via REUTERS）

[ワシントン １５日 ロイター] - 米当局者がウクライナのゼレンスキー大統領が来週に米国を訪問し、２１日にバイデン米大統領と会談する可能性があると明らかにする中、米メディアは１５日、ゼレンスキー氏が来週、ワシントンの米議会を訪れると相次いで報じた。

米ニュースサイトのパンチボウルニュースは、ゼレンスキー大統領の議会訪問は２１日に暫定的に予定されていると報道。米紙ワシントン・ポストも、ゼレンスキー氏が２１日に米議会を訪問すると伝えたほか、米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）もゼレンスキー氏が米議員らと会談すると報じた。

これらの報道についてゼレンスキー氏の代理人のほか、米議会指導者からコメントは得られていない。

米政府関係者は１４日、ロイターに対し、ゼレンスキー氏は来週、国連総会に出席するためにニューヨークを訪問した後、ワシントンに向かうと明らかにしている。

民主党のバイデン大統領はウクライナなどの支援に２４０億ドルの追加拠出の承認を議会に対し呼びかけているが、下院で僅差で過半数を握る共和党はウクライナへの追加資金提供に難色を示している。