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米議会のロ中同時戦争準備提言、プーチン氏「ナンセンス」と一蹴

ロイター / 2023年10月16日 7時36分

 ロシアのプーチン大統領は、米議会の超党派委員会がロシアと中国に対する同時戦争に備えるべきだと提言したことについて「ナンセンスだ」と一蹴した。写真は米中の国旗。7月8日、北京で代表撮影(2023年 ロイター)

Guy Faulconbridge

[モスクワ 15日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、米議会の超党派委員会がロシアと中国に対する同時戦争に備えるべきだと提言したことについて「ナンセンスだ」と一蹴した。ただ米国がロシアと戦おうとすれば、ウクライナにおける戦争は「完全に異なるレベル」に移行するだろうと警告した。

米議会の戦略態勢委員会は12日、米国は核保有国のロシアと中国との同時戦争に備え、核戦力の現代化と通常戦力の増強を進めるべきだなどとした報告書を公表した。

これを巡りプーチン氏は「われわれは平和を欲している」と強調した上で「ロシア、中国と戦うなどはばかげており、真剣だとは考えられない。単に互いが威嚇し合っているということだと思う」と述べた。

プーチン氏は「核保有の超大国同士の戦争となれば、話は全く違ってくる。まともな思考の持ち主なら、そんなことを考えるとは思わない。だが本当にそうした考えが彼らに去来するなら、われわれに警戒心をもたらすだけだ」と説明。米国など西側がロシアに戦いを仕掛けるならば、ウクライナでの戦争はこれまでと様相が全く違ってくると付け加えた。

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