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デンソー、30年度売上高7.5兆円を計画 電動化・ADAS2.5倍以上に

ロイター / 2023年11月15日 14時30分

Maki Shiraki

[東京 15日 ロイター] - デンソーは15日、経営方針説明会を開き、2030年度の売上高は22年度比約17%増の7兆5000億円を計画すると発表した。電動化や高度運転支援システム(ADAS)の領域での成長が寄与する。

22年度は営業利益率6.7%、自己資本利益率(ROE)7.3%だったが、25年度は営業利益率10%・ROE10%超、30年度はともに12%水準を目標とする。

30年度の領域別売上高は、電動化で22年度比2.8倍の1兆7000億円、ADASで同2.5倍の1兆円を目指す。25年度時点では、電動化を従来の1兆円から1兆2000億円、ADASは従来の5000億円から5200億円にそれぞれ引き上げた。

新領域では、水素ビジネス、食料安定供給に向けた農場工場化、労働力不足を解消する工場自動化などを本格展開し、30年に売上高3000億円を計画する。現状2%にとどまっている全社売上高比率を10倍の20%に高める考え。

半導体については、事業規模を35年までに現状比3倍の7000億円へ拡大させる方針。同社は30年までに累計で5000億円を半導体領域へ投資することを10月に表明済み。

ソフトウエアに関しては、人材を30年に同1.5倍の1万8000人に増やし、事業規模を35年までに同4倍の8000億円に拡大させる計画。

会見した林新之助社長は、人材獲得は「以前にも増して採用の厳しさはある」と指摘。新卒、これまで車とは関係の薄いIT系の経験者、海外からも採用する予定で、ソフト強化策の1つとして「M&Aも積極的に進めていく」と述べた。

松井靖副社長は、M&Aに向け「年間2000億─3000億円ぐらいは用意している。3年間では1兆円ぐらいあるだろう」と話した。開発費は売上高の9%を目安とし、年5000億─6000億円を確保し、設備投資も含めて年1兆円としている。

現在18銘柄ある政策保有株はさらに縮減する方針。松井副社長は「他社に先駆けて精力的に(縮減を)やってきた」といい、今後も「聖域なくやっていく」と語った。政策保有株を巡っては、資本効率向上のためトヨタ自動車グループで減らす動きが加速している。トヨタやデンソーがこれまで保有株売却を一部進めているほか、系列部品メーカーのジェイテクトやアイシンは将来的に政策保有株をゼロにする方針を表明している。

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