3日間停戦と人質50人解放、ハマス大筋合意 カタールが仲介
ロイター / 2023年11月16日 3時8分
イスラエルとパレスチナ自治区ガザ(写真)を実効支配するイスラム組織ハマスの交渉を仲介するカタールは、3日間の停戦と引き換えにハマスが拘束する人質約50人を解放する案を模索している。10月撮影(2023年 ロイター/Violeta Santos Moura)
[ドーハ/カイロ 15日 ロイター] - イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの交渉を仲介するカタールは、3日間の停戦と引き換えにハマスが拘束する人質約50人を解放する案を模索している。交渉に関与する当局者がロイターに対し明らかにした。
当局者によると、ハマスは大枠で合意しているが、イスラエルは合意しておらず、詳細を巡り交渉が続いている。
この案は米国も連携し、イスラエル側がイスラエルの刑務所に収監しているパレスチナ人の女性や子どもを解放し、ガザへの人道支援拡大を認めることも条件に含まれる。
ただ現時点では、ハマスに拘束されている人質全員の解放を目指すより包括的な案を巡る交渉は行われていないという。
イスラエル当局者は、パレスチナ武装勢力による「心理戦」とみられる報道を煽ったり、交渉を台無しにしたりしたくないとして、人質交渉に関する詳細なコメントを控えている。
ハマス関係者はロイターに対し、この案についてイスラエル側がなお拒否しており、合意を遅らせていると述べた。
カタール外務省はコメントを控えた。
*内容を追加して再送します。
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