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GMテキサス工場の従業員、6割が新労働協約に賛成 受け入れに向け前進

ロイター / 2023年11月16日 6時39分

米ゼネラル・モーターズ(GM)のテキサス州アーリントンにある組み立て工場で、全米自動車労組(UAW)組合員の60%以上が新たな労働協約を巡る投票で賛成票を投じた。2021年3月撮影(2023年 ロイター/Rebecca Cook)

David Shepardson

[15日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)のテキサス州アーリントンにある組み立て工場で、全米自動車労組(UAW)組合員の60%以上が新たな労働協約を巡る投票で賛成票を投じた。

同工場は約5000人のUAW組合員を擁し、投票人数はGM工場の中で最多。投票は米東部時間16日午後4時に正式に終了するが、ほとんどが15日中に投票する。

UAWのGMの投票追跡サイトでは現在、UAWに加入するGMの労働者約4万6000人のうち約3万1000人が投票。54%対46%の大差で賛成派がリードしている。

GMの他の組み立て工場では、インディアナ州フォートウェインのトラック工場労働者の60%、ミズーリ州ウェンツビル工場労働者の53%、ランシング・グランドリバー工場労働者の58%、ランシング・デルタ・タウンシップ工場の労働者の61%が反対票を投じた。

GMの11組み立て工場のうち7工場が協約受け入れを否決した。一方、アーリントン工場に加え、デトロイト、カンザス州フェアファックス、ミシガン州レイクオリオン工場の労働者は賛成した。

約1200人の組合員を擁するニューヨーク州ロックポート部品工場などではまだ投票が行われていない。

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