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第2回ウクライナ平和会議、11月目指す ロシアの参加必要=ゼレンスキー氏

ロイター / 2024年7月15日 23時9分

 ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、和平計画の全ての要素を11月中に準備し2回目の平和サミットを開催することを目指すと述べた。キーウで5月撮影(2024年 ロイター/Gleb Garanich)

[キーウ 15日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、和平計画の全ての要素を11月中に準備し2回目の平和サミットを開催することを目指すと述べ、2回目の会合にはロシアも参加する必要があるとの考えを示した。

「平和サミット」は先月、スイスで開催された。92カ国の代表が出席したが、ロシアは欠席した。

ウクライナ当局者によると、2回目の会合では事前に策定された計画について作業部会に分けて討議する。

ゼレンスキー氏によると、エネルギー安全保障に関する会合が7月末か8月初めにカタールで開かれる可能性が高い。このほか、食料安全保障に関する会合が8月にトルコで、捕虜と子供に関する会合が9月にカナダで開催される公算が大きいという。

ゼレンスキー氏は記者会見で「11月には完全に準備の整った計画が完成するという目標を立てた」と述べた。

今夏にF─16戦闘機を数機、年末までにさらに数機を受け取るとの見込みを示した。ただロシア空軍と互角に戦うには十分ではないとし、「われわれはもっと多くの数を想定している」と述べた。

ウクライナ当局者はこれまでに、第2回会合にロシアの代表を招待する可能性があると言及。ただ、ロシア外務次官は先週、ロシアは次回会合にも参加しないと述べた。

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