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米国株式市場=続伸、トランプ氏再選期待や9月利下げ観測で

ロイター / 2024年7月16日 7時2分

米国株式市場は続伸して取引を終えた。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場は続伸して取引を終えた。暗殺未遂事件を受けトランプ前大統領が再選されるとの見方が強まり、規制緩和に対する期待が高まった。米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げを始めるとの観測もリスク選好度を押し上げ、相場を支援した。

パウエル議長はこの日、ワシントン経済クラブ主催の会合で、米経済は景気後退(リセッション)を回避できるとの見方を再度示した。また、第2・四半期のインフレ指標にはFRBの目標回帰に向けた「さらなる進展」が見られたと述べた。

13日に起きた共和党のトランプ前大統領への銃撃事件を受け、大統領選で同氏が再選されるとの観測が高まった。トランプ氏が勝利すれば、減税や規制緩和などが進むとみられている。

トランプ氏が過半数株を持つトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは31.4%上昇した。

暗号資産(仮想通貨)関連株も好調で、コインベース・グローバル、マラソン・デジタル・ホールディングス、ライオット・プラットフォームズはそれぞれ11.4─18.3%上昇した。

一方、再生可能エネルギー関連株は、トランプ氏再選なら補助金の可能性が低くなるとの見方から下落した。米国上場の中国企業株も貿易制限が強化されるとの懸念で売られ、iシェアーズMSCI中国株上場投資信託(ETF)は2.2%安となった。

ゴールドマン・サックスは決算を好感して2.6%上昇。第2・四半期決算は利益が2倍以上に増加し、アナリスト予想を上回った。

百貨店大手メーシーズは11.7%安。米投資ファンドのアークハウス・マネジメントとブリゲイド・キャピタル・マネジメントの2社と買収交渉を打ち切ったと発表した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.35対1の比率で上回った。ナスダックでも1.50対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は110億7000万株。直近20営業日の平均は115億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 40211.72 +210.82 +0.53 40138.40 40351.10 40136.10

前営業日終値 40000.90

ナスダック総合 18472.57 +74.12 +0.40 18485.91 18641.53 18397.83

前営業日終値 18398.45

S&P総合500種 5631.22 +15.87 +0.28 5638.16 5666.94 5614.75

前営業日終値 5615.35

ダウ輸送株20種 15781.89 +259.03 +1.67

ダウ公共株15種 929.85 -15.73 -1.66

フィラデルフィア半導体 5777.71 +2.51 +0.04

VIX指数 13.12 +0.66 +5.30

S&P一般消費財 1549.21 -4.77 -0.31

S&P素材 568.68 -1.71 -0.30

S&P工業 1058.03 +7.36 +0.70

S&P主要消費財 823.95 -5.01 -0.60

S&P金融 714.38 +9.98 +1.42

S&P不動産 251.93 +1.01 +0.40

S&Pエネルギー 703.28 +10.79 +1.56

S&Pヘルスケア 1721.13 -7.41 -0.43

S&P通信サービス 311.79 +0.98 +0.32

S&P情報技術 4549.64 +18.43 +0.41

S&P公益事業 353.22 -8.65 -2.39

NYSE出来高 9.22億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 41135 - 35 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 41090 - 80 大阪比

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