イーサ現物ＥＴＦ、23日取引開始か ＳＥＣが暫定承認と業界筋

米証券取引委員会（ＳＥＣ）は暗号資産（仮想通貨）イーサの現物ＥＴＦ（上場投資信託）上場を申請している資産運用会社８社のうち少なくとも３社に対し、来週２３日の取引開始を暫定的に承認したことが分かった。業界関係者３人が明らかにした。写真は２０２１年１１月撮影（２０２４年　ロイター／Dado Ruvic）

Suzanne McGee　Hannah Lang

[１５日 ロイター] - 米証券取引委員会（ＳＥＣ）は暗号資産（仮想通貨）イーサの現物ＥＴＦ（上場投資信託）上場を申請している資産運用会社８社のうち少なくとも３社に対し、来週２３日の取引開始を暫定的に承認したことが分かった。業界関係者３人が明らかにした。

承認の可否は運用会社側が今週末までに最終的な目論見書を当局に提出するかどうか次第という。関係者の１人は８社のＥＴＦが同時に上場する見通しだと述べた。

ＳＥＣの広報は個別の申請案件についてコメントしないと述べた。

関係者によると、ブラックロック、ヴァンエック、フランクリン・テンプルトンなど８社の申請が２２日午後に承認される可能性が高く、翌２３日に取引が開始される見通しという。

１５日終盤の取引でイーサは７．１％高の３４３３．０７ドル。