米ゴールドマンなど、第2四半期にビットコイン現物ＥＴＦを取得

米金融大手のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは第２・四半期に暗号資産（仮想通貨）ビットコイン現物の上場投資信託（ＥＴＦ）を計６億ドル以上購入した。写真は２０２３年１０月撮影（２０２４年　ロイター/Dado Ruvic/Illustration）

Suzanne McGee

[１４日 ロイター] - 米金融大手のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは第２・四半期に暗号資産（仮想通貨）ビットコイン現物の上場投資信託（ＥＴＦ）を計６億ドル以上購入した。規制当局への提出書類で１４日に明らかになった。

ゴールドマンは「ｉシェアーズ・ビットコイン・トラスト」などを約４億１８００万ドル取得。モルガンＳもブラックロックのｉシェアーズ・ビットコインＥＴＦを６月３０日時点で１億８８００万ドル相当保有していると公表したほか、「アーク・２１シェアーズ・ビットコインＥＴＦ」と「グレイスケール・ビットコイン・トラスト」もそれより小規模保有していると明らかにした。

ビットコインＥＴＦに投資する機関投資家が増えている可能性を示しているが、ＥＴＦの発行者やアナリストはこれまでのところ、ビットコインＥＴＦは個人投資家が大半を占めていると述べている。

ビットコイン現物ＥＴＦのポジションを顧客のために取得したのか自己勘定で取得したのかについて、ゴールドマンとモルガンＳからはコメントを得られていない。