フィリピン中銀、0.25%利下げ インフレ緩和を予想
ロイター / 2024年8月15日 17時23分
Mikhail Flores Neil Jerome Morales
[マニラ 15日 ロイター] - フィリピン中央銀行は15日、主要政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、6.25%とした。インフレ率が目標レンジへ戻るとみられ、景気支援に向けて政策を緩和する可能性があるとした。
ロイターのエコノミスト調査では、24人中13人が金利据え置き、11人が25bpの利下げを予想していた。
レモロナ総裁は、今年と来年のインフレ見通しに対するリスクバランスが下方向に傾いていると説明した。
「インフレ率が目標に沿った軌道をたどっていることから、現在のマクロ経済見通しは政策スタンスの引き締め度合いを緩める方向へ慎重に転換することを支持している」と語った。当局は依然として物価の上振れリスクも警戒していると指摘した。
フィリピン中銀の利下げは新型コロナウイルスの流行がピークだった2020年11月以来。インフレ抑制のため22年5月から23年10月までに合計450bpの利上げを行った。
第2・四半期の同国の国内総生産(GDP)は前年比6.3%増。 7月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.4%上昇と、今年のインフレ目標(2.0─4.0%)を上回った。
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