22年のノルドストリーム爆破、ウクライナの関与否定 大統領顧問
ロイター / 2024年8月15日 18時29分
8月15日、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は、バルト海を経由してロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」が2022年9月に爆破された事件について、自国の関与を否定した上で、ロシアが関わった可能性を示唆した。写真は2022年9月、「ノルドストリーム2」からのガス漏れ。デンマーク・ボーンホルム近くで撮影。提供写真(2024年 ロイター/Danish Defence Command)
Pavel Polityuk
[キーウ 15日 ロイター] - ウクライナのポドリャク大統領府顧問は15日、バルト海を経由してロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」が2022年9月に爆破された事件について、自国の関与を否定した上で、ロシアが関わった可能性を示唆した。ロイターに書面でコメントした。
「こうした行為は、広範な技術的・資金的資源がなければ実行できない。事件当時、これらを全て持っていたのはロシアだけだ」とした。
ポーランド検察当局は14日、ノルドストリームを爆破したとしてドイツ当局が逮捕状を出したウクライナ人の男が既にポーランドを出国していることをロイターに明らかにした。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、ウクライナの高官が事件に関与したと報じている。
ポドリャク氏は「ウクライナはノルドストリーム爆破と何の関係もない」と述べ、ウクライナは爆破によって戦略的・戦術的な利益を得ることはなかったと主張した。
この記事に関連するニュース
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)