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COP29で合意目指す気候資金目標、数千億ドルが現実的=議長国

ロイター / 2024年10月15日 13時0分

11月に開催される国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)の議長国アゼルバイジャンの首席交渉官ヤルチン・ラフィエフ氏は、先進国による途上国への気候変動対策支援の新たな目標について「数千億ドル」というのが合意可能で現実的な規模との見方を示した。写真は、ギリシャのラペントサ村で山火事が発生した様子をドローンで8月に撮影(2024年 ロイター/Fedja Grulovic)

Gloria Dickie Nailia Bagirova

[バクー 14日 ロイター] - 11月に開催される国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)の議長国アゼルバイジャンの首席交渉官ヤルチン・ラフィエフ氏は、先進国による途上国への気候変動対策支援の新たな目標について「数千億ドル」というのが合意可能で現実的な規模との見方を示した。

COP29では、先進国が毎年1000億ドル拠出するという現在の気候資金目標に代わる新たな合意をまとめる必要がある。

ラフィエフ氏によると、COP29に先立ち先週開かれた会議で加盟国は、数兆ドルの気候資金が必要との見解で一致。ただ、公的部門が動員できる現実的な目標は「数千億ドル」規模だろうと述べた。

アゼルバイジャンによると、COP29には10月半ば時点で100人以上の各国首脳が出席する見込みとなっている。昨年アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催されたCOP28には160人以上の各国首脳が参加した。

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