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米、ベイルート空爆巡りイスラエルに懸念表明=国務省

ロイター / 2024年10月16日 6時17分

米国務省のミラー報道官は15日、米国はイスラエル軍によるレバノンの首都ベイルート近辺の空爆に反対しており、とりわけ民間人の犠牲を巡り懸念を伝えていると明らかにした。12日、ベイルートで撮影(2024年 ロイター/Emilie Madi)

[ワシントン 15日 ロイター] - 米国務省のミラー報道官は15日、米国はイスラエル軍によるレバノンの首都ベイルート近辺の空爆に反対しており、とりわけ民間人の犠牲を巡り懸念を伝えていると明らかにした。

ミラー報道官は、イスラエルが実施する特定の攻撃は「妥当」としつつも、「過去数週間確認されているベイルートでの作戦の範囲と性質に関しては、われわれはイスラエル政府に懸念を示し、反対している旨を明確に伝えた」と述べた。

イスラエル軍は、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラの拠点を対象にベイルート近郊を含む各地で空爆を続けている。

ミラー報道官は、ここ数日、イスラエルによるベイルート空爆が減少しているとした上で、米国は引き続き状況を監視するとした。

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