米激戦州ジョージアで期日前投票始まる、初日の投票数が過去最多に

　１１月の米大統領選で激戦が見込まれる南部ジョージア州で１０月１５日、期日前投票が始まった（２０２４年　ロイター/Jayla Whitfield-Anderson）

Andy Sullivan

[ワシントン １５日 ロイター] - １１月の米大統領選で激戦が見込まれる南部ジョージア州で１５日、期日前投票が始まった。州当局者によると、初日の投票数は２５万票を超えて２０２０年の倍近くに達し、過去最多を更新した。

米東部時間午後４時（日本時間１６日午前５時）時点で、少なくとも２５万２０００人の有権者が投票所で投票した。２０年の初日の投票数は１３万６０００票だった。

直接投票や郵送で行われる期日前投票は有権者の間で利用が増えている。２０年の選挙では多くの共和党議員が安全性への懸念から郵便投票の拡大に反対し、トランプ前大統領は敗北結果を覆そうと郵便投票で不正があったという虚偽の主張を展開した。

ジョージア州はそれ以降、他の一部の州と同様に郵便投票に関する法律を厳格化し、不在者投票を希望する有権者には身分証明書の提示を義務付け、投票用紙を投函できる場所を制限している。