米中小企業の景況感、12月は6年ぶり水準に改善＝ＮＦＩＢ調査

　１月１４日、全米独立企業連盟（ＮＦＩＢ）が発表した２０２４年１２月の中小企業景況感指数は１０５．１となり、前月から３．４ポイント上昇し、２０１８年１０月以来の高水準を記録した。写真は米ニューヨークにある魚市場の店で１日撮影（２０２５　ロイター／Marko Djurica）

[ワシントン １４日 ロイター] - 全米独立企業連盟（ＮＦＩＢ）が１４日に発表した２０２４年１２月の中小企業景況感指数は１０５．１となり、前月から３．４ポイント上昇し、２０１８年１０月以来の高水準を記録した。

同指数が過去５１年の平均である９８を上回るのは２カ月連続。不確実性に関する指数は１２ポイント低下して８６となった。

昨年１１月の米選挙では共和党がホワイトハウスと連邦議会を掌握した。中小企業経営者は共和党寄りとされる。

景気が上向くと予想する中小企業経営者の割合は１６ポイント上昇して５２％となり、１９８３年第４・四半期以来の高水準となった。

今が事業拡大の好機と答えた割合は２０年２月以来の高水準となった。また、売上高（インフレ調整後）が拡大すると見込む経営者も増加した。