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26年世界石油需要は日量143万バレル増、伸び継続へ=OPEC月報

ロイター / 2025年1月16日 2時54分

石油輸出国機構(OPEC)は15日、2026年の世界石油需要が前年比日量143万バレル増になるとの見通しを明らかにした。2024年11月撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)

[ロンドン 15日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は15日、2026年の世界石油需要が前年比日量143万バレル増になるとの見通しを明らかにした。25年の日量145万バレル増と同程度の増加率を見込んだ。26年の予測は、石油需要が今後20年間にわたり増加を続けるというOPECの見方に沿った内容となった。

月報で示したもので、OPECが月報で26年の予測を公表するのは今回が初めて。OPECは「航空需要が国際・国内路線ともに伸びると予想され、輸送用燃料が26年の石油需要の伸びをけん引する」との見解を示した。

24年の世界石油需要は日量150万バレル増とし、24年12月の月報で発表された日量161万バレル増を下回った。主要な石油輸入国である中国の低調な経済が背景にある。OPECは24年7月に、24年の世界需要が日量225万バレル増になると予測していた。

クリーン燃料への移行ペースを巡る意見の相違などにより、国際エネルギー機関(IEA)を含む各機関などによる見通しの間には隔たりが見られる。OPECの需要見通しはその中で最高水準の予想となっている。国際エネルギー機関(IEA)は15日、25年の世界石油需要の伸びが日量105万バレルに鈍化するとの予測を示した。

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