ユーロ圏の銀行、規制要件緩和で200億ユーロ相当の資本解放＝ＥＣＢ

４月１５日、欧州中央銀行（ＥＣＢ）は、ユーロ圏内の銀行は各国規制当局によるマクロプルーデンス面の要件緩和で２００億ユーロ（２１９億ドル）相当の資本が解放されると明らかにした上で、こうした動きを歓迎する姿勢を見せた。写真はフランクフルトのECB本部。２０１６年３月撮影（２０２０年　ロイター/Kai Pfaffenbach）

［フランクフルト　１５日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）は１５日、ユーロ圏内の銀行は各国規制当局によるマクロプルーデンス面の要件緩和で２００億ユーロ（２１９億ドル）相当の資本が解放されると明らかにした上で、こうした動きを歓迎する姿勢を見せた。

ＥＣＢは「２０２０年３月１１日以降に各国マクロプルーデンス当局が表明した措置は、ユーロ圏の銀行が保有する２００億ユーロ超の『普通株Tier１』資本を解放するだろう」とした。