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米シティ、第1四半期は46%減益 約50億ドルの引当金計上が重し

ロイター / 2020年4月16日 0時45分

米金融大手シティグループが15日発表した第1・四半期決算(3月31日まで)は46%減益となった。ロンドンで2017年月撮影(2020年 ロイター/Toby Melville)

[15日 ロイター] - 米金融大手シティグループ が15日発表した第1・四半期決算(3月31日まで)は46%減益となった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)を背景に経済活動が停止しているため、債務不履行が相次ぐことに備えて48億9000万ドルの引当金を計上したことが重しとなった。

主にクレジットカード融資を中心に引当金を計上した。前年同期の引当金計上額は2000万ドルだった。

コルバット最高経営責任者(CEO)は「第1・四半期決算はCOVID─19(新型コロナ感染症)のパンデミックによって大きな影響を受けた。経済見通しの悪化と現在予想信用損失(CECL)基準の変更が巨額の貸倒引当金計上の要因になった」と述べた。

一方、2─3月に市場が乱高下したことを受け、トレーディング部門の手数料収入が急増。株式、債券ともトレーディング部門の収入は前年同期比で39%増加した。

総収入は207億3000万ドルと、リフィニティブがまとめた市場予想の190億ドルを上回った。

純利益は25億2000万ドル(1株当たり1.05ドル)。前年同期は47億1000万ドル(同1.87ドル)だった。1株利益に関しては発行済株式総数の10%削減が落ち込みを一部緩和した。

アナリストの1株利益予想は1.04ドルだった。

期末のローン残高は為替変動を除くベースで8%増加。預金残高は17%増加した。

株価は序盤の取引で約4%安。

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