ブラジル政府、航空・自動車業界などの救済巡り銀行と協議
ロイター / 2020年4月16日 8時29分
[ブラジリア/サンパウロ 15日 ロイター] - ブラジル経済省は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける航空、自動車、電力業界や小売り大手の救済について金融機関と協議している。バンコ・ブラデスコ
ロイターは15日、これより先、上記2行やイタウ・ウニバンコ・ホールディング
サンタンデール・ブラジルのセルジオ・リアルCEOは、新型コロナによる経済への影響に関するプレゼンテーションで、航空、ホテル、自動車業界などに言及し、「銀行とBNDES、経済省の間で非常に生産的な協議が行われている」と述べた。
ブラデスコ銀のオクタビオ・デ・ラザリCEOも別のプレゼンテーションで、電力業界の救済は今後2週間以内にまとまる可能性が高いとの見方を示した。
経済省はBNDESに協議を主導するよう求めている。経済省の計画では、BNDESが約800億レアル(152億3000万ドル)のキャッシュの一部を活用して、銀行や投資家とともに苦境に陥っている企業の社債や転換社債を購入することを視野に入れている。
政府に近い関係筋によると、BNDESは救済対象が限定されないよう、特定企業におけるリスクを単独では負担しない方針だ。銀行や投資家とリスクを共有することで、より多くの企業への支援が可能になると考えている。
支援を受ける企業はBNDESに再編計画を示すことが求められる見通しだ。
関係筋によると、BNDESと銀行の協議では、転換社債、もしくは経済省が部分的に保証する融資を活用する案が話し合われた。経済省は企業への直接の資金注入には否定的という。
銀行側は一定の協力の用意があるものの、一部のケースでは政府が大半のリスクを負うべきと主張するなど、依然として隔たりがあるという。
BNDESと経済省はコメントを控えた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1物議醸す「ダイドー株売却」の内幕を丸木氏語る 大幅増配公表直後で批判を向けられた物言う株主
東洋経済オンライン / 2024年7月19日 18時0分
-
2「みんなの意見は正しい」はウソである…ダメな会社がやめられない「残念な会議」のシンプルな共通点
プレジデントオンライン / 2024年7月20日 16時15分
-
3システム障害、影響続く=航空便、正常化に数日
時事通信 / 2024年7月20日 9時40分
-
4AI利用で6割が「脅威感じる」 規則・体制整備に遅れも
共同通信 / 2024年7月20日 16時50分
-
5セキュリティーソフト世界シェア1位があだ…ウィンドウズ障害、「過去最大規模」の見方も
読売新聞 / 2024年7月20日 6時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)