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アメリカン航空、2.5万人に一時帰休の可能性通知へ 需要再び鈍化

ロイター / 2020年7月16日 8時6分

7月15日、米アメリカン航空は、客室乗務員など約2万5000人の従業員に一時帰休の可能性を通知する方針を明らかにし、新型コロナウイルスの感染拡大や州政府による制限措置を受けて航空需要が再び鈍化していると指摘した。写真は3月、米オクラホマ州タルサの空港に駐機されたアメリカン機(2020年 ロイター/Nick Oxford)

[シカゴ 15日 ロイター] - 米アメリカン航空 は15日、客室乗務員など約2万5000人の従業員に一時帰休の可能性を通知する方針を明らかにし、新型コロナウイルスの感染拡大や州政府による制限措置を受けて航空需要が再び鈍化していると指摘した。

アメリカンは従業員向けのメモで通知送付について、米政府による給与補助が終了する10月に余剰人員が生じると予想されるためと説明した。

通知が送られるのはパイロットのうち約18%に相当する2500人、客室乗務員の37%に当たる約1万人、整備士の22%に当たる3200人など。

アメリカンはこの秋に約2万人の余剰人員を見込んでいるが、早期退職制度などを通じて実際の一時帰休者を減らすことを目指すという。

同社の従業員数は2019年時点で13万人超だった。

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