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IEA、今年の石油需要見通し下方修正 非OPECの供給拡大へ

ロイター / 2024年2月15日 19時52分

2月15日、国際エネルギー機関(IEA)は、世界の石油需要の伸びが失速していると指摘、今年の石油需要の伸びの予測を下方修正した。写真は2019年11月、米テキサス州ラビング郡で撮影したポンプジャック(2024年 ロイター/Angus Mordant)

[ロンドン 15日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は15日、世界の石油需要の伸びが失速していると指摘、今年の石油需要の伸びの予測を下方修正した。

今年の需要の伸びは日量122万バレルと、昨年の約半分となる見通し。中国の需要が急激に鈍化していることが一因。従来予測は124万バレルだった。

IEAは「パンデミック後の世界的な石油需要の拡大局面は、ほぼ終了した」と指摘した。世界のマクロ経済環境が厳しさを増していることも今年の需要の伸びを圧迫する可能性が高いという。

IEAは世界的なクリーンエネルギーへの移行で石油需要が2030年までにピークに達すると予想しているが、石油輸出国機構(OPEC)は今後20年、石油の利用が増え続けるとの見通しを示している。

IEAは今年の石油供給の伸びの予測を日量170万バレルに上方修正した。非OPEC加盟国の供給が増えるという。従来予測は150万バレルだった。

供給は過去最高の日量1億0380万バレルとなる見通し。増加分のほぼ全てが米国、ブラジル、ガイアナなど非OPECプラス産油国からの供給になるという。

非OPECプラス産油国の供給見通しが良好なため、第1・四半期の在庫は小幅に増加するとみられている。

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