ガザ人質解放合意、なお可能だが未解決の問題あり＝米国務長官

ロイター / 2024年2月16日 5時20分

ブリンケン米国務長官は１５日、イスラム組織ハマスが拘束している人質の解放に関する合意は依然として可能だが、解決すべき「非常に難しい」問題が残っていると述べた。２０２２年７月撮影（２０２４年　ロイター/Olivier Douliery）

[ティラナ１５日ロイター] - ブリンケン米国務長官は１５日、イスラム組織ハマスが拘束している人質の解放に関する合意は依然として可能だが、解決すべき「非常に難しい」問題が残っていると述べた。

訪問先のアルバニアでの記者会見で「われわれは現在、カタール、エジプト、イスラエルの当局者と合意を見出すことを目標に非常に熱心に取り組んでおり、それは可能だと信じている」と指摘。「解決しなければならない非常に難しい問題がいくつかある。しかし、われわれは前進し、合意に達することができるかどうかを確認することに全力を尽くしている」と述べた。

また、今週明らかになったロシアに関連する国家安全保障上の脅威に関しては「能動的な能力」ではないとした一方、米政府はこの問題を非常に深刻に受け止めており、近く詳細が明らかにされるとした。

関係者が１４日に明らかにしたとろこによると、米政府はロシアの核能力に関する新たな情報を議会と欧州同盟国に伝えた。国際的な脅威になり得るという。