米NY州製造業業況指数、3月は過去最大の低下幅
ロイター / 2020年3月17日 0時39分
ニューヨーク連銀が16日公表した3月のNY州製造業業況指数は前月から34ポイント低下のマイナス21.5と、2009年3月以来の低水準を付けた。タイムズスクエアで12日撮影(2020年 ロイター/MIKE SEGAR)
[ニューヨーク 16日 ロイター] - ニューヨーク連銀が16日公表した3月のNY州製造業業況指数は前月から34ポイント低下のマイナス21.5と、2009年3月以来の低水準を付けた。2月はプラス12.9だった。低下幅は調査を開始した01年以来の大きさ。新型コロナウイルスの感染拡大による景気への打撃が米指標に表れ始めた。
業況指数の6カ月見通しは21.7ポイント低下の1.2と、09年以来の低水準を付けた。
3月のNY州製造業業況指数は3月2─10日に集計された。
内訳は新規受注指数が前月から31.4ポイント低下のマイナス9.3だった。受注が減ったことを示す。出荷指数はマイナス1.7。出荷動向に大きな変化がなかったことを示した。納入までの期間はやや伸びた。在庫は幾分増えた。雇用動向はあまり変わらなかった。雇用者数を示す指数は8.1ポイント低下のマイナス1.5だった。
平均週間労働を示す指数はマイナス10.6へ低下し、平均労働時間が減ったことを示唆した。投入価格指数は24.5。価格の伸びは前月とほぼ同じペースだった。支払価格は6.6ポイント低下の10.1と、価格の伸びが鈍化していることを示した。
6カ月見通しの内訳は、新規受注と出荷が前月から低下したが、プラス圏を維持した。企業が3月よりも受注と出荷の水準が増えると予想していることを示唆した。設備投資指数は3.3ポイント低下の18.7だった。技術への投資を示す指数は6.8ポイント低下の14.4だった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1〈最低賃金1054円に〉過去最大増なのにパート、アルバイトから大ブーイングのワケ「扶養控除ライン据え置きはオフサイドトラップ」「政治家の報酬だけは世界トップクラスだけど、賃金はオーストラリアの半分」
集英社オンライン / 2024年7月26日 18時56分
-
2土用丑のうなぎで嘔吐=京急百貨店
時事通信 / 2024年7月26日 19時32分
-
3赤字続きのミニストップ、逆転を狙う新業態は「コンビニキラー」? まいばすけっとに続けるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月26日 6時15分
-
4「ジェネリックにしますか?」と薬局で聞かれましたが、「新薬」にしました。これって損ですか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月26日 8時40分
-
5タワマンで迷子、自分の部屋に帰れない…年金月25万円の69歳父が母と肩を寄せ合い暮らす「子供部屋」に唖然【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月26日 11時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)