ロシア・サウジ、必要に応じ原油市場で措置講じる用意と表明

　４月１６日、ロシアのノバク・エネルギー相とサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は電話会談し、必要に応じ、ＯＰＥＣと主要産油国が参加するＯＰＥＣプラスと連携し、原油市場で措置を講じる用意があるとの見解で一致した。写真は昨年１２月、ウイーンで撮影（２０２０年　ロイター/Leonhard Foeger）

［モスクワ　１６日　ロイター］ - ロシアのノバク・エネルギー相とサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は１６日電話会談し、必要に応じ、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と主要産油国が参加する「ＯＰＥＣプラス」と連携し、原油市場で措置を講じる用意があるとの見解で一致した。会談後に共同声明を発表した。

声明によると、両相はロシアとサウジが世界的な協調減産にコミットしていると言明した。

ＯＰＥＣプラスは１２日、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた原油価格を支えるため、５─６月に日量９７０万バレルの減産を行うことで最終合意した。[nL3N2C00IK]