米航空会社、マスク着用拒む乗客の搭乗拒否も 業界団体が新方針
ロイター / 2020年6月16日 11時56分
米主要航空会社を代表する業界団体、エアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)は15日、新型コロナウイルス感染症の流行が続く間、機内でマスクの着用を拒む乗客に対し、搭乗を拒否する可能性があると発表した。写真は5月23日、カリフォルニア州のロサンゼルス国際空港で撮影(2020年 ロイター/Patrick T. Fallon)
[15日 ロイター] - 米主要航空会社を代表する業界団体、エアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)は15日、新型コロナウイルス感染症の流行が続く間、機内でマスクの着用を拒む乗客に対し、搭乗を拒否する可能性があると発表した。
米主要航空会社は現在、マスクなしでの乗客の搭乗を防ぐため、持参していない人にはマスクを配布しているが、搭乗後に乗客が機内でマスクを外した場合に着用を強制することは難しい。
A4Aの発表文書によると、アラスカ航空
各社は搭乗前に乗客に対し、マスク着用に関する個別の方針を明確に伝え、機内で詳細のアナウンスを行う。
違反した乗客については、搭乗拒否リストへの掲載を含め、適切な対応を各社がそれぞれ決定するという。
食事の際などはマスクを外すことを認める。
ユナイテッド航空は、6月18日から機内で同社の方針に従わない乗客について、「当該事例に関する総合的な調査によって決定される期間」、搭乗を阻止する渡航制限リストに掲載する方針を示した。
デルタ航空はマスク着用義務付け方針について、顧客への周知徹底を図り、確実に順守されるよう取り組みを強化すると表明した。
新型コロナを巡る航空業界の問題を指摘してきた民主党のエド・マーキー上院議員はツイッターで、方針の厳格化を評価したが、「依然として連邦政府の早急な対応が必要だ」と述べた。
米政府は新型コロナの感染拡大で世界の航空業界が打撃を受けて以降、労働組合や業界の要請にもかかわらず、安全基準を導入していない。
この記事に関連するニュース
-
【海外発!Breaking News】ユナイテッド航空のパイロット、命を救った骨髄ドナーと感動の再会(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年12月24日 20時55分
-
焦点:中東の空は安全か、欧州旅客機パイロットや客室乗務員から不安の声
ロイター / 2024年12月15日 8時2分
-
アングル:米で「医療保険への不満」噴出、大手CEO射殺受け
ロイター / 2024年12月10日 17時15分
-
米下院特別小委員会、新型コロナウイルスの中国研究所流出説を支持―AFP通信
Record China / 2024年12月6日 12時0分
-
「緊張感を持って日々備える」新型感染症を想定し訓練 成田空港
チバテレ+プラス / 2024年11月27日 17時5分
ランキング
-
1ロシア軍の砲弾6割、北朝鮮製か 弾道弾は3分の1と米紙
共同通信 / 2024年12月24日 21時52分
-
2アサド政権崩壊後の混迷シリアを待つ「3つのシナリオ」を検証する
ニューズウィーク日本版 / 2024年12月24日 19時24分
-
3旧反体制派解散で「合意」 シリア、武装解除前進か
共同通信 / 2024年12月24日 22時24分
-
4ロシア派遣の北朝鮮兵、死傷者3000人以上か…ゼレンスキー氏「軍事協力は全ての国への脅威だ」
読売新聞 / 2024年12月24日 19時47分
-
5イスラエル軍、ガザ北部の病院で職員や患者に退去強制
ロイター / 2024年12月25日 8時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください