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ソフトバンク支援の配車大手グラブ、コロナで300人超レイオフへ

ロイター / 2020年6月16日 17時52分

 6月16日、ソフトバンク・グループが支援する東南アジアの配車アプリ大手グラブは、新型コロナウイルスの影響により、300人超の従業員をレイオフ(一時解雇)すると明らかにした。写真はシンガポールで2017年6月撮影(2020年 ロイター/Edgar Su)

[シンガポール 16日 ロイター] - ソフトバンク・グループ<9984.T>が支援する東南アジアの配車アプリ大手グラブは16日、新型コロナウイルスの影響により、300人超の従業員をレイオフ(一時解雇)すると明らかにした。

グラブは以前、従業員に無給休暇をとるよう要請していた。

事情に詳しい複数の関係筋によると、同社はタウンホールミーティングでスタッフにレイオフを通知した。

ロイターが確認したアンソニー・タン最高経営責任者(CEO)によるスタッフ向けノートによると、グラブは人員の約5%に当たる約360人を削減する。

広報担当者は「非中核プロジェクトをやめ、各チームを統合し、配車に注力するよう方向転換する」と述べた。

事情を知る関係筋によると、グラブは現在、30億ドルの積立金を保有している。

コンサルティング会社モメンタム・ワークスのジアングガン・リー氏は、グラブは長年、多方面で成長を追求してきたが、重点分野を絞る方に軌道修正する必要があると指摘した。

シンガポールに拠点を構えるグラブは8カ国で事業を展開している。

配車業界は新型コロナ流行の影響を受けており、ソフトバンクが支援するウーバー とオラは雇用とコストの削減を進めている。

特に東南アジアでは打撃が大きく、グラブとライバルのゴジェクの運転手11人は先週、収入が半分以下に減ったと話した。

*内容を追加して再送します。

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