米エヌビディアのアーム買収、憂慮すべき=環球時報
ロイター / 2020年9月16日 11時28分
9月16日、中国共産党機関紙の環球時報は論説記事で、米エヌビディアによるソフトバンクグループ傘下の英アーム・ホールディングスの買収は「憂慮すべき」とし、世界の規制当局に慎重に承認の是非を検討するよう求めた。ロサンゼルスで2017年撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)
[上海 16日 ロイター] - 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は16日付の論説記事で、米半導体大手エヌビディア
記事は「米中間の緊張や、米国による多数の中国ハイテク企業の抑圧を踏まえると、 アームが米国の手中に収まれば、中国のハイテク企業が市場で極めて不利な立場に陥るのは確実だ」とした。
ソフトバンクGは14日、アームをエヌビディアに最大400億ドル(約4兆2000億円)で売却することで最終契約したと発表した。
論説記事は、米国の事実上の禁輸リストである「エンティティー・リスト」に加えられた中国の企業は、アームの技術に基づく半導体が使用できなくなる恐れがあり、アームを使っている欧州企業も中国への供給で困難に直面する可能性があるとした。
エヌビディアがアームを完全に買収するためには、主要市場の独占禁止法当局の承認を得る必要がある。
2018年には米半導体大手クアルコム
この記事に関連するニュース
ランキング
-
112月末まで!今年の「ふるさと納税」注意したい点 定額減税の影響は? 申し込む前に要チェック
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 13時0分
-
2焦点:日産との統合、ホンダから漏れる本音 幾重のハードル
ロイター / 2024年12月26日 14時46分
-
3なぜスターバックスの「急激な拡大」は失敗に終わったのか…成長を一直線に目指した企業の末路
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 15時15分
-
4「プライドが高い日産」に手を焼くホンダの未来が見える…深刻な経営危機に陥った「国内2位メーカー」の根深い問題
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 10時15分
-
5昭和的「日本企業」は人事改革で解体される? 若手社員への配慮と、シニアの活性化が注目される背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月26日 5時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください