中国、海上から初のロケット商業打ち上げ 衛星9基を軌道に
ロイター / 2020年9月16日 14時50分
9月16日、中国は15日、黄海海上の発射台から初のロケット商業打ち上げを実施し、衛星9基を軌道に乗せることに成功した。写真は北京で2015年10月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[北京 16日 ロイター] - 中国は15日、黄海海上の発射台から初のロケット商業打ち上げを実施し、衛星9基を軌道に乗せることに成功した。国営メディアが16日に伝えた。
ロケットは「長征11号」で、衛星には中国の動画共有サイト「ビリビリ」
船舶といった移動式発射台から発射できるよう設計された長征11号は、主に小型衛星の打ち上げに利用されている。昨年6月に初の海上発射を実施した。
人民日報によると、太原衛生発射センターの李宗利主任は「海上発射台により、中国の発射場の数が増え、発射効率が向上するほか、発射の安全性と柔軟性が高まる」と述べた。
中国は内陸にロケット発射センター3カ所を有しており、使用後のロケットステージが地球に戻る際に人が居住する地域にとってリスクとなることがあった。海上発射ではこのリスクが低下する。
中国は近年、宇宙プログラムを最優先項目としており、米国に追い付き、2030年までに宇宙大国となることを目指している。
この記事に関連するニュース
-
中国、月探査機「嫦娥6号」打ち上げ 月の裏側から世界初のサンプルリターン目指す
sorae.jp / 2024年5月3日 20時27分
-
中国の宇宙船「神舟18号」が中国宇宙ステーションに到着 ゼブラフィッシュも宇宙へ
sorae.jp / 2024年5月2日 7時39分
-
中国、有人宇宙船打ち上げ 飛行士3人が半年滞在へ
ロイター / 2024年4月26日 13時39分
-
有人宇宙船「神舟18号」、打ち上げに成功―中国
Record China / 2024年4月26日 12時50分
-
2021年にISSから投棄された人工物の一部が大気圏再突入後に米国の民家へ落下
sorae.jp / 2024年4月18日 21時21分
ランキング
-
1世界初 「月の裏側のサンプル採取」に挑戦 中国の無人月面探査機発射成功
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月3日 20時44分
-
2韓国慰安婦訴訟で追加提訴 日本政府に損害賠償請求
共同通信 / 2024年5月3日 17時6分
-
3「米大学は憎しみと反ユダヤ主義で汚染」 イスラエル大統領
AFPBB News / 2024年5月3日 14時42分
-
4トルコ政府、イスラエルとの輸出入を“全て停止”と発表 「パレスチナにおける人道的な状況がさらに悪化」のため
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月3日 9時53分
-
5ガザ「持続的平穏の回復」目指す イスラエル休戦案判明
共同通信 / 2024年5月3日 19時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください