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中国、小規模金融会社の債務水準監視を強化 リスク抑制へ

ロイター / 2020年9月16日 23時17分

中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)は16日、政府が金融リスク抑制に向け監督を強化していることを受け、小規模金融会社が債券市場で調達できる資本の上限を定めた規則を公表した。浙江省杭州で2018年1月撮影(2020年 ロイター/Shu Zhang)

[北京 16日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)は16日、政府が金融リスク抑制に向け監督を強化していることを受け、小規模金融会社が債券市場で調達できる資本の上限を定めた規則を公表した。

それによると、他の銀行や株主からの借入や、その他の非標準的な調達元からの借入残高が純資産を上回ってはならない。また、債券やその他有価証券の発行残高は、純資産の4倍以下である必要があるという。

中国の小規模金融会社は、主に国内の小規模企業や、資本を必要としながらも銀行システムから融資を受けることが困難な低所得者層を顧客にしている。

零細金融会社は2015年に全国で9000社近くに増加。規制当局がここ数年でノンバンク業界の金融リスクを抑制したことで、今年6月末時点では7333社にまで減少した。

中国人民銀行によると、零細金融会社による融資残高は6月末時点で、8841億元(1308億ドル)。

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